着付けもOK、大事な日にインターネットのレンタル着物で外出

最近の着物事情

白い和服の女性

日本の民族衣装でもある着物は、昔のように生活に密着した物ではなくなりました。しかし、今でもハレの日には欠かせない大切な存在となっています。 今から30年、40年前は結婚する時に花嫁道具を用意して嫁入りしました。いわゆる婚礼家具と呼ばれる箪笥や鏡台の他、必ず実家が用意していたのが着物でした。持っていく着物の数は、各家庭で異なりますが、留袖、訪問着は各一着ずつ用意し持っていったものです。 当時は、まだ親戚付き合いも盛んな時代でしたので、結婚後親戚の結婚式に出席する機会も多く、留袖は必需品でした。親しい親戚の場合は、黒留袖を着用し、友人や少し離れた親戚の場合は訪問着を着用するなどして、ハレの日を彩ってきたのです。

最近は少子化が進み、女性一人が子供を産む数も減ってきました。また親戚付き合いも少なくなってきており、昨今の住宅事情から花嫁道具を持参すると言う姿も見られなくなってきたため、着物を持参する人も少なくなりつつあります。 そこで、盛況となっているのが着物のレンタル市場です。今や、成人式で着用する着物の多くはレンタルであり、同時に結婚式で使われる留袖もレンタルされた物が見られる時代となりました。 日本は湿気が多いため、着物を保管するのに、桐の箪笥が好まれています。しかし、住宅事情により、桐の箪笥を置くことは難しく着物の保管も困難を極めます。こう言った背景もあり、ますますレンタル市場の需要が見込まれています。